沖縄の民族衣装(琉装)
琉装(うちなーすがい)とは琉球王府時代の成人男女の装束のことです。
婚礼衣装としての琉装
身分・階級や地域により違いがあります。
士族階級の花婿・花嫁
花婿
頭に「はちまち」を被る
「くるちょう」という薄い絹の衣装を表に着る
太い帯「うふうーび」を締める
花嫁
顔を隠すために「ちょーじん」というものを
頭から被る
身分により
帯の色、生地の模様、はちまちの色が違う
衣装の特徴
・女性の場合は帯をしないのが特徴
・二部式の「どじん」「かかん」の上に
夏は「田無」
冬は「緞子(どんす)」を羽織る
・広襟を外側に折り返す「けーしくび」
・袖口は縫いふさがれていない
・袖付け部分は三角形のマチで縫いふさがれ
「わちすび」と呼ばれている